米動画配信大手「Netflix」は2024年3月のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で、日本国内での独占放送権を取得し、全47試合をライブ配信やオンデマンドで提供することを発表しました。地上波での中継や録画放送の予定は一切ないとされています。コンテンツ・バイスプレジデントの坂本和隆氏は、スポーツ視聴の新たな体験を提供し、若年層やライト層の視聴者を増やすことを狙いとしています。
また、侍ジャパン選手の出身地にて自治体と協力したパブリックビューイングを開催する計画を示し、より広範囲に野球の魅力を届け、野球界の発展に貢献する意向を示しています。

NetflixによるWBCの独占放送により、スポーツの視聴スタイルは劇的に変化しようとしています。地上波による広いアクセスを断ち切り、デジタルプラットフォームに依存する姿勢は、視聴者の選択肢を狭め、公共の利益を考慮しているとは言えません。特に高齢者やインターネット環境が整っていない地域に住む人々にとってはスポーツを楽しむ機会を奪う結果となっています。この新しい形態の放送に向け、公共のアクセスを広げるための方法を模索し、地上波とのハイブリッド型の放送、無料のオンラインアクセス、地域単位での地元企業とのコラボレーションによる無料イベント開催を提案します。
スポーツは国民全体で楽しむべきものであり、この変更は多くの人々を排除することなく実現されるべきです。充実したスポーツ環境を提供することは、観客の多様性を尊重しながら、より良い未来を築く基本的なステップであるべきです。
ネットからのコメント
1、今回、新規ユーザーの獲得に成功したら次に狙うのはドジャースの中継でしょうね。そうして、どんどん日本の地上波・BSから野球が消えていく。気付いたら野球の人気も落ちていく。そんな気がします。
2、WBCはネットフリックスが放送権を獲得した後、『地上波は博報堂を使って放送できるように交渉していたが埒が明かず電通に切り替え放送ができる見込みになった』というニュースをどこかで最近見たがウソニュースだったんだろう。テレビ局に金がなくなると電通も出番がなくなる。五輪、W杯もまもなくネットで見る日が来そう。好きな人にとって大会期間中数千円のサブスク料金で好きな競技や試合を見れるんだったらだとリーズナブルだと思う。でも一部競技や日本戦しか興味がない人には高いと思う。
3、個人的には独占配信はライトやにわかファンを逃すと予想するので反対だが、前回大会が日本にとってピークであれ以上の大会はなかなか無いと思うので、今回は壮大な社会実験だと思ってやってみればいい。
大谷、山本が参加するのは生放送で観れないのは残念だけど。結果、ネトフリ失敗だったら、次回以降は独占配信化の潮目が変わるかもしれないし。
4、これのせいで余計野球離れがある気がする。現に地上波でやらないから開催を最初こそは盛り上がってたけど今ひとつ今回は盛り上がりかける気がする。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/92704ad4f90c08e220fcc1a058d9703fc37d9706,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]