2023年10月14日、フジテレビの報道番組「日曜報道 THE PRIME」で、中国海軍空母「遼寧」の艦載機が自衛隊機にレーダー照射した問題について、河野太郎元外相と橋下徹元大阪市長が意見を交わした。中国側は、事前に自衛隊に訓練の通知をしたと主張する音声データを公開したが、河野氏はそれを訓練通報として認識する国はないと反論。

小泉進次郎防衛相は訓練の通報はなかったと再度説明し、日本側の領空侵犯措置を正当化。米国務省は中国の行動を批判した。橋下氏は日本の情報取得の不備を指摘したが、河野氏は自衛隊のスクランブル対応を説明することでその指摘に反論し、証拠の不要性を主張した。

この事件は、地域の安全保障に関する重要な問題を浮き彫りにしています。中国海軍の行動は、情報が不透明であり、日本の防衛体制が適切に対応できたのか疑問を呈する場面がありました。防衛省の説明によれば、訓練に関する通報はなされていないとのことで、この状況は国際基準を逸脱していると言えます。問題の解決には、政府は訓練に関する情報をより透明にし、国際的な監視機構を活用して第三者的視点を持ち込むことが重要です。また、日本は周辺諸国との防衛情報の共有を強化し、領空侵犯措置の過程での情報収集能力を向上させる必要があります。

さらに、国際社会は地域の平和と安定を守るため、こうした行動を制裁する合意を構築するべきです。この事件は、国家の防衛に対する弱点を浮き彫りにし、防衛に対する真摯な見直しが求められます。严峻な現実を直視し、迅速に改善策を講じることで、真の安全保障を実現できるのです。

ネットからのコメント

1、橋下氏の議論スタイルは、昔から「口だけ番長」と揶揄されるように、内容よりも攻撃的な姿勢が前面に出がちだという批判があります。議論を相互理解の場ではなく「格闘技」として捉え、勝敗にこだわる姿勢は、中国のいわゆる戦狼外交にも通じる強硬さを感じさせます。そのため、論点が深まるよりも、相手をねじ伏せるための言葉選びが目立ち、聞き手としては有益さより不快感が先に立つことが多い。政治家や論者に求められるのは、相手を威圧する強さではなく、複雑な問題を丁寧に解きほぐす知性と誠実さだという思いを強くさせる振る舞いだといえるでしょう。

2、＞ですから、こういうような衝突ぎりぎりのところにならないように不十分な情報なんであれば防衛当局、日本側の方がきちんと情報を取りにいかないといけない橋下さんの意見は、日本政府に対する批判ありきになっている気がします。

これを立憲左派や共産党、れいわの議員が言ったと置き換えたら、しっくりくる内容ではないかと。市長などの公職を離れたら、左寄りの議員やコメンテイターと変わらぬ立ち位置になりましたね。仕事をもらっているオールドメディアに忖度してるように見えます。

3、橋下氏が媚中発言を繰り返しても、中国軍機が自衛隊機に30分もレーダー照射ロックオンした事実は変わりません。中国政府は中国軍機が自衛隊機に対して30分もの長い時間レーダー照射ロックオンした事実から、日本政府ら国際社会の目を逸らす目的で多種多様な主張を繰り返しています。問題の本質は、中国軍機が30分もの長い間、自衛隊機にレーダー照射ロックオンした事実です。この事実について中国政府から全く説明がないのは、30分もの長い間レーダー照射ロックオンした事実が国際社会に拡散されると、中国政府の立場が極めて不利になることが分かっているからです。

4、ことこの件については防衛大臣も経験している河野氏の方が説得力あると思う。橋下氏は証拠を出せと言うが、防衛機密にも相当する可能性があり、出せば出したで中国側は捏造とか言って騒ぐだろう。

理論武装の点では間違いなく日本が上回っており、冷静に対応して行けば中国は行き場を失う。