河野太郎氏は2023年10月14日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に出演し、日中関係の変化に関するコメントをしました。彼は中国とアメリカの関係について分析し、習近平氏がトランプ氏との会談を経て、「トランプは大したことない」と評価したことから、中国が「日本カードは不要」と判断した可能性を指摘しました。河野氏は、中国がアメリカに対して有利に立ち回る中で、日本に対して強硬姿勢をとることがあり得るとし、日本としては落ち着いた対応を求め、暴発的な事態を回避する必要があると述べました。

河野氏のコメントは、国際政治の複雑さを浮き彫りにします。中国がアメリカとの関係で優位に立ったと感じることで、日本への態度が変容する可能性があるという指摘は、一国の外交戦略が影響を受けやすい現状を映し出しています。この状況は、日本の外交力の再確認を促しています。第一に、日本は国際舞台での影響力を維持・強化し、独自の外交カードを積極的に利用するべきです。第二に、多国間協力を通じて国際的な立場を強化し、中国に対抗するための合従連衡を必要とします。第三に、国内体制を適切に整え、冷静かつ長期的な視点で状況を見極める能力を高めるべきです。日本が賢明な外交を不可欠とする時代において、国際的な価値観とバランスをしっかりと持ち、強化する必要があります。

ネットからのコメント

1、昨日の早朝、NHKで元駐中国大使の垂氏のインタビューを放送していましたが、同氏は中国在住の日本人を減らしていくべきだと明言していました。

中国という国、党の実態をよく知る同氏の発言だけに説得力があり、これは重要な提言だと思います。

2、2023年に宮城県仙台市及び付近の上空に謎の大き白い気球が。当時の河野大臣は「気球に聞いてください！」と発言。その後アメリカでは同気球に対し戦闘機でミサイルを撃ち込み爆撃した。中国共産党は反発。日本の中共に対する長年の甘い対応が、中共の暴挙を加速させていると当時に確信した。今回の件で中国寄りの政党・議員・メディアが炙り出されている状況。平和な日本を防衛・維持するという視点で、まともな体制になったと思う。ただし、戦争は避けなければならない。個人的に河野さんには政治を任せることはできないと強く思う。

3、河野太郎氏の情報源はオールドメディアだけなのか？トランプ大統領は台湾保証実行法を成立させて習近平政権をけん制している。河野太郎氏は、よくもこんないい加減な発言が出来るものだ。もっとも、日本として冷静な対応をするべきなのは間違いないし、高市政権も冷静に対処しています。

4、トランプさんは経済主体な発言をしているだけなので、特段今のままの発言には安全保障の根幹的な内容は含まれないと思う。

先日、レーダー照射の件はアメリカ国防省が遺憾と述べ、日本側の支持を行った。それに対してトランプさんは反論もしていない。安全保障面に関してはトランプさんもアメリカ国防省と基本は同じだと考える。別に中国の日本カードの要、不要を気にすることなく、正しいことは正しいと主張していくのか良いかと