2023年6月14日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」に元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が出演し、中国海軍の空母「遼寧」に関連する出来事について言及しました。この事件は、中国軍の戦闘機が沖縄本島南島の公海上空で日本の自衛隊機に対して2度にわたりレーダーを照射したことから始まりました。高市早苗首相はこの事態を「航空機の安全な飛行に必要な範囲を超える危険な行為」として、中国側に厳重に抗議し、再発防止を求めました。
一方で、中国は訓練が事前に通達されていたとして、「日本の当たり屋行為」として反論。橋下氏は自民党の河野太郎元外相に対して、高市氏の発言が日中関係に及ぼす影響について「マイナスにしか見えない」と述べました。

現状の日中関係の緊張は、単なる外交的軋轢を超え、日本の安全保障に直接影響を及ぼす深刻な事態に発展しています。一国の首相の発言が内部でどのように評価されるのか、慎重でなければなりません。台湾有事を巡る議論は理解できますが、それが即座に軍事的緊張を煽る結果となるのは問題です。議論を更に深化させるべきです。まず、中国との交渉において対話路線を強化し、紛争の緊張を和らげる努力を怠ってはなりません。次に、日本国内でも、こうした発言の影響を分析し、長期的視野で安全保障政策を構築すべきです。最後に、国際社会において日本の立場を支持し、共同で地域の安定を目指すべきです。
価値ある国際対話は、独善的なアプローチよりも効果的であり、皆が求める平和と安定を築くための基礎となるのです。
ネットからのコメント
1、橋下徹氏の議論スタイルは、昔から「口だけ番長」と揶揄されるように、内容よりも攻撃的な姿勢が前面に出がちです。弁護士のスラップ訴訟にも似ています。議論を相互理解の場ではなく「格闘技」として捉え、勝敗にこだわる姿勢は、中国のいわゆる戦狼外交にも通じる強硬さを感じさせます。そのため、論点が深まるよりも、相手をねじ伏せるための言葉選びが目立ち、聞き手としては有益さより不快感が先に立つことが多い。政治家や論者に求められるのは、相手を威圧する強さではなく、複雑な問題を丁寧に解きほぐす知性と誠実さだという思いを強くさせる振る舞いだといえます。
2、なぜ質問者を問題にしないのかが不思議。そこを置いておいた場合、プラスだと思う。中国に日本の立場をしっかり言葉で伝えることができたという意味においてかえって良かったと思う。経済だけで国益を語るのはどうかと思う。
3、今まで政治に興味の無かった国民に日本の置かれている立場を明確に知らしめた高市総理の発言の功績はとても大きいと感じています。
誰も戦争をしたくはありませんがならず者国家に囲まれている以上しかも自国の防衛を米に頼っている以上台湾有事で日本が何もしない訳にはいきません…危機感を持って注視していきたいと思います。
4、橋本さんにはマイナスでも個人的に自分にはプラス。大声で話したり人通りの多い通路や出入り口の真ん中でキャリーバックを持った団体が立ち止まって通行の邪魔にならなくなったのを実感してます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/944fcc91d702b58e44fec2d89956bab645e205e4,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]