中国軍の戦闘機が日本の自衛隊機に対してレーダーを照射した事件が発生しました。日付は12月8日で、場所は日本と中国の防空識別圏付近です。日本政府はこの行為を「必要な範囲を超える危険な行為」として、中国側に強く抗議しています。一方、中国外務省はこれを「一般的な行為」との見解を示して反論しています。この事件は、両国間の緊張を高めただけでなく、国際社会に対する安全保障上の懸念を引き起こしています。

今後の外交的対応が注目される中、具体的な解決策が求められています。

日本政府による抗議は正当であり、国際社会はこの問題に対して警鐘を鳴らすべきです。まず、現状の説明からしますと、戦闘機のレーダー照射は軍事的挑発として認識される行為です。特に、緊張が高まる地域でのこうした行動は、誤解を招く危険性が高く、対話を通じた解決が不可欠です。問題の本質は、一方的な行動が事態を悪化させる点にあり、国際的なコミュニケーション不足が背景に存在します。解決策として、まず防衛・外交当局間の定期的な協議を通じて信頼醸成を図るべきです。次に、国際ルールに基づいた行動を厳守し、予防措置を強化することが重要です。最後に、国際社会が一丸となって状況を監視し、透明性を維持するためのシステムを確立する必要があります。この事件は平和と安全を脅かすものであり、国際秩序の維持を強く求められる時代において、共通の価値観を尊重することが求められます。

ネットからのコメント

1、中国にはすべてシナリオが用意されているのです。彼らの思考は、日本人的な思想では決して理解出来ません。ここまで目の当たりにして「同じ人間、話せば必ず分かり合える」とする人がいます。その多くが海外で働いて、暮らしたことのない人々。殊、中国の癖はドメな政治家、コメンテーターには「想像」さえも難しいと思っています。中国に対抗する、いえ、対抗するというよりは、新しい日本の姿勢を打ち立てるべきです。正論を、全世界の言葉に正しく翻訳して（翻訳アプリでなく日本に長く住む方々に趣旨まで事細かに訳してもらう）発信することです。黙って耐え忍ぶことが推奨されてきましたが、今後は一層、中国の思う壺になります。中国が最も忌み嫌うのは「恥をかかされること」「失笑されること」「嘘だと暴かれること」です。日本がすべきことは、粛々と、世界が状況を「正しく」判断できる言葉、メッセージを発することです。

2、日本政府は具体的証拠を示して中国のウソを論破しなければならない。民主党政権での中国漁船の海保巡視船への体当たりも映像が流出して国際社会に事実が判明した。

政府は中国に忖度して証拠を隠蔽することなく、自衛隊の機密に関わること以外の情報は積極的に公開して徹底的に中国を糾弾すべきである。二度と日本に情報戦を仕掛けられないようにするいい機会だと思う。

3、領海と領空では考え方が違う。領海は艦船が国土に著しく近づかない限り問題とならない。領空は飛行物体が国土に近づくまでに警告を発する。しかし、空母は艦船だが搭載機が発進した場所が領空内ということがあり得る。今回の中国機は完全に南大東島の領空であり、沖縄本島にも極めて近い。こんなところで発着訓練を行う中国空母は国際慣習から見ておかしい。例えるならば台湾と中国の南シナ海で発着訓練を行うようなものだ。中国は、それを耐えられるというのか。こんな空域ではスクランブルをかけられても仕方がない。日本の対応は正しい。

4、問題は、中国にとって「一般的な事」を日本側は出来ないということ。国旗問題に似てる。外国旗は守られるけど日本旗は守られない。日本はそれだけ憲法にがんじがらめにされてるんだよね。自虐というか、憲法自体が日本を「持たざる者」にするように出来てる。

これが変わらない限り、日本は撃たれないと撃ち返せない。銃口を突きつけられても、実際に撃たれるまで、何も出来ない。戦争はやるかやられるかで、奇襲が大事。なのに、日本は相手が攻めてきて、実際に武力で危害を加えないと、やり返せないんだ。領海侵犯、領空侵犯、レーダー照射、海域ミサイル撃ち込み。これだけでは「遺憾砲」しか出せない。憲法を変えないと、始まらないと思うよ。