日本経済がドイツに追い抜かれた要因を探る池上彰氏の現地取材によるリポートが注目されています。ドイツは人口が1億未満ながらも、GDP世界3位という高い生産性を誇ります。その背景には中小企業の積極的な国際輸出があります。ドイツの中小企業は輸出割合が70％近くと高く、日本の21％と比較すると生産性の向上につながっています。このようなドイツの成功例から、日本の技術力を活かした新しいモデルを学ぶことができます。

また、中国の「タンピン主義」に代表される働き方やアメリカの新卒採用制度の違いが取り上げられ、日本の常識との比較が行われています。こうした国際的な視点から、日本が学ぶべき点や改善の余地が浮き彫りにされています。

ドイツの成功を見ると、日本の経済モデルは反省する必要があります。ドイツはその中小企業に独立性と国際競争力を与え、高品質商品を提供することで収益を最大化しています。一方、日本は未だに国内市場に頼る点や、技術力のある中小企業が実力を発揮する機会が限定されています。まず、輸出を増やすためのインフラ整備と支援を強化し、国際市場での競争力を高めることが重要です。また、政府は中小企業が直接取引できる機会を増やす政策を推進し、革新的技術への投資を支援すべきです。さらに、教育機関との連携を強化し、学生に国際ビジネスの知識とスキルを養うことも求められます。

現状を放置していては、日本は将来の経済発展を見失いかねません。過去に囚われず、未来に向けて実行可能な改革を進めることが、持続可能な経済成長への道です。

ネットからのコメント

1、ドイツに住んでいました。番組では取り上げられていませんでしたが、私が住んでいて強く感じたことは、とにかく日本はバケーションの取り方が非効率だと思います。日本は祝日が多く、バケーションを取る時期も皆同じ時期です。日本はみんながバケーション中に一斉に動くので、価格の高騰や渋滞などで、家にいようと考える人が多いです。経済活動のみならず、バケーション中は会社が動いていないので労働活動もかなり止まります。ドイツは日曜日はほぼ労働活動が止まりますが、基本、それ以外は会社は稼働し、労働活動が続きます。皆、代わり番に数週間の休みを取ります。要は日本人は働いているようで無駄が多いです。

2、海外に打って出ることもなく国内に引き籠もって縮小する国内市場にしがみつきずっと右肩下がりで衰退没落しているのが池上氏のいるテレビ業界だろうBBCもKBSも海外にコンテンツを積極的に輸出している(あの冬ソナも公共放送KBSのドラマだちなみにKBSは戦前はNHK(AK首都圏局)の支局(DK朝鮮放送協会)的立ち位置だった)NHKは公共放送だからという言い訳も通用しないあとドイツは日本と同じ第二次世界大戦の「戦犯国」であるにもかかわらず積極的に軍事産業を育て輸出し莫大な利益を上げている「日本は平和憲法の国だから」と軍事産業の育成発展に反対してきたのは池上氏のような人たちだ

3、それぞれの分野のプロが権限を持ち仕事をすると、ことはあっという間に進む。でも日本は上にいくほど素人。意思決定に膨大な日数がかかる。経理のわからない経営者、労務も法務もわからない経営者、生産管理もわからない経営者、技術畑もそうだろう。彼らを説得し事を進めるのに、ものによっては何年もかかる。そうしてチャンスを逃す。現場は銭単位でコスト削減に励んでいても、上には湯水のごとく経費がかかる。上が間違ったことを言っても反論せずにむしろ称える。皆前世紀の成功体験から脱却できない。

4、これは凄いですね！驚きました。素晴らしいですね。皆さん頑張ってますね。素晴らしいですよ。そもそも日本経済が弱いのは働き方に問題があります。海外はとりあえずやってみよう精神で50パーセントの状態でも市場に投入します。そして、問題が起きたらその都度修正で市場と相談しながら完璧に仕上げていきます。なので、スピード感重視でどんどん新しいものを生み出していきます。逆に敢えて説明の必要ありませんが、日本は意思決定がとんでもなく遅いです。そして、石畳を叩きに叩いて市場投入する頃には価格競争で負けて、性能でも負ける。

今はまさにこんな感じですね。とにかく日本人はもっと勇気を持とう。あと、とにかく政府の新しい政策に関してはメディアと弱者が結託してやたら叩いてくる社会なのも問題ですね。日本の弱者が経済の強力なストッパーになってます。マジで日本人頑張ろう。応援してます