2023年の日本と中国の関係において、武力衝突の発火点として「台湾」と「東シナ海」が挙げられています。東シナ海では尖閣諸島とガス田の問題があり、特に尖閣諸島は日本の固有領土ですが、中国は台湾の主張に同調し、領有権を主張しています。防衛専門家の高橋杉雄氏は、中国が台湾有事の混乱に乗じて、尖閣諸島を同時に攻めるシナリオを懸念しており、日本は隙を見せずに動的抑止やグレーゾーン抑止を強化することで、戦略的な抑止力を高めるべきと提言しています。

中国による尖閣諸島への侵攻は、ただの脅威としてではなく、制度的な欠陥として捉えられるべきです。日本の防衛政策は、隙を見せない戦略が必須であり、そして中国が「低コストで奪える」と判断できないように抑止力をさらに強化する必要があります。まず、日本の防衛力を東シナ海周辺に迅速に展開できる体制を整備することです。次に、日米間の共同訓練と情報共有を強化し、国際社会の支援を得るための外交努力を行うことが重要です。そして国民に対する、防衛意識を高めた教育や情報提供を通じて、国全体での侵攻への備えを強化していくことが必要です。これらの解決策を推進することで、日本は地域の平和と安全を確保するための前線に立つことができます。尖閣諸島問題は個別に見ても重大ですが、広い視野での国防戦略を持ち、より強固な防御を目指すことが求められています。

ネットからのコメント

1、尖閣どころか米軍基地さえなければ沖縄本島もサクッと奪われます。まずは尖閣含めた石垣島や与那国島大東島、伊江島といった離島防衛が急務だと思います。期待も信用も信頼も無いですが米国や同盟国、協力国との防衛協議を今のうちに幾度もおこない有事に向けた対応対策をいくものプランで構築すべきだと思います。

2、尖閣は日米安全保障条約の適用内という言質は既に得ていますが、アメリカが本当に動くのかはその時になってみないと分かりません。アメリカの同盟国が侵略されたという前列がないので。安保があるとはいえ、日本が自国の防衛に主体的に動くのは当たり前。備えは必要です。

3、尖閣諸島は中国も台湾も領土を主張しているし制海権確保の目的でも巻き込まれるだろうね。ただ日本と戦争になってしまうと中国のほうが軍事力が上と言っても双方の被害は甚大だしアメリカや韓国、ロシアや北朝鮮も参戦し世界大戦になってしまう恐れがある。戦勝国側にとっても世界の物流や経済が壊滅してしまうと損害が大きいのではないかな。

4、団塊の世代は「なあなあ」で生きてきた世代。

主要な性格特性は、① 物事を荒立てずに穏便に済ます。② 強い者には弱く、弱い者には強い。団塊の世代は 今や75歳を越えて国会や会社のトップの座からフェードアウトしつつあります。これからの時代は「なあなあ」ではなく、横暴な強者に対して毅然とした態度で冷静に対応することになります。