8月20日午前10時4分、新潟市北区のJR白新線豊栄駅で、乗車しようとした12人の客が列車に乗れずに発車されるというトラブルが発生しました。乗車予定だった村上駅行きのワンマン列車は、1分遅れて豊栄駅に到着し、約30人が降車した後、約15人が乗車しましたが、運転士は備え付けのミラーで確認した際、乗降客がいないと誤判断し、ドアを閉めて発車してしまいました。
トラブル発覚後、12人のうち8人には払い戻しが行われました。JRは今後、放送案内を使用した乗車確認と目視確認を徹底する方針です。
この事件は、乗客とのコミュニケーション不足と運転士の誤判断が引き起こしたものです。鉄道運営における乗車確認の欠陥は、公共の交通手段として致命的であり、緊急の改善が求められます。まず、運転士向けの教育を強化し、乗客の動きに対する感度を高める必要があります。次に、目視確認だけでなく、カメラシステムなどを導入し、情報を客観的に把握できる仕組みを整えることも重要です。最後に、乗車希望者への明確な案内を常に行うため、駅員の配置や放送システムの改善が求められます。公共交通機関はその信頼性と安全性を高めることで、人々の日常を支える役割を果たすべきです。この事件によって強調されるのは、効率よりも人々のニーズに寄り添う姿勢がなくてはならないという点です。
幸い大きな被害はありませんでしたが、これを機に全ての公共交通機関が見直しを行う緊急性を認識するべきでしょう。
ネットからのコメント
1、30秒もホームに停車していたら普通は乗降完了してるけどな。都市部のターミナル駅で乗客のほとんどが降りる場合は全員降りるのに30秒くらいはかかるが。降りる客が多くてなかなか乗り込めなかったとしても電車に乗るためにドア前に並んでいたらさすがにドアは閉めないだろ。ドア付近に並ばず離れた場所にいた可能性もあると思うけどな。ドア付近に並んでいなければ乗車意志が無いと判断されてもおかしくない。
2、この駅で15人が乗る所までは確認できているんだよね?何故この普通に乗った15人に続いてというか隙間を開けずに乗らなかったのか。乗る意思ってそういうことでしょ?ドアが閉まるのをぼーっと眺めていたんだろうか。それともどうする?これ乗る?みたいなことをごちゃごちゃやってたのか。つづいて乗ろうとしていたのに無理やり閉められたのならば乗務員は責められるべしだとは思うけど、そうでは無いのなら客側の問題だと思う。
ホームにいる1人1人に乗るかのいちいち確認なんてやってらんないし、わざわざ人手を減らしてワンマンにしている意味もないし。
3、扉扱いをして、実際乗降をしている人も居て、更に30秒待って確認後発車。これで乗れなかったというのはおかしくないですか?離れてじっと立ってたりしたら、運転手も乗車しないと判断されても仕方ないのでは?乗るつもりならそのようにリアクションしないと
4、これ、事業者側として経験あります。ワンマンでドアが1か所しか開かない路線の、発車ベルもない無人駅で起きたんですが、防犯カメラの映像を見ると、乗れている人もいるのに、なぜかベンチから動かない。「動きがない時点で逆方向に乗るつもりだと見えたので閉めた」(単線なのでホームがひとつしかない)という運転士の言い分のとおりでしかなく、この件はあっさり終わりました。ちなみに、乗れなかったのは、普段から利用しているはずの客層でした。乗れなかった理由次第では、こんな公表するような案件化する必要ないと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d9b3f1150c4a8d48e88e5a293f0fc1b46e748825,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]