プロボクシングWBA世界バンタム級の統一戦が10月17日に両国国技館で開催され、堤聖也が2-1の判定でノニト・ドネアを下し、正規王座の防衛に成功しました。試合は12ラウンドにわたる激しい打ち合いとなり、堤は鼻骨骨折、ドネアは右目上のカットと左手の拳に重傷を負う結果となりました。試合後、ドネアの妻でありチーフトレーナーのレイチェル夫人が、判定に対する不満を表明しました。

堤は次戦に向け、WBAバンタム級挑戦者決定戦に挑む意欲を示しています。

この激しい試合を振り返ると、結果は確かに堤にとっての勝利であったが、その判定に関しては異論が出ています。特に判定内容については、第3のジャッジが117-111という大差をつけたことに対する疑問の声があります。ボクシングにおいて判定の公平性は非常に重要です。まず第一に、試合の中でのスコアリング基準が透明であるべきです。次に、ジャッジのトレーニングと評価能力の向上が不可欠です。最後に、試合のモニタリング体制の見直しが求められます。判定の公平性は競技の信頼性を保つために不可欠であり、そのための改革が急務です。この試合を通じて、スポーツの公正さと選手への敬意を再確認する機会とすべきです。

ネットからのコメント

1、堤選手おめでとうございます。あのレジェンドでもあるドネア選手との激闘、興奮して観ていました。まさに「格闘技」といえるガチンコ勝負だった。いま世間を騒がせているBDとの違いを、教えてくれる本当のプロフェッショナル同士の素晴らしい試合だったと思いました。勝ったとはいえ、鼻の骨折や顔の腫れ具合を見れば相当のダメージがあるかと思います。どうか、傷が癒えるまでは許される限り身体の療養に努めていただければと願います。まだまだ、楽しみな試合が控えておりますので、また素晴らしい試合を期待しております。

2、下手したら三者三葉かもという試合だったがポイント差の大きいスプリット。ドネア陣営にしたら納得しにくい結果だったと思う。ドネア選手の敗因は明らかに加齢からくる衰え。

もう良いんじゃないかな。身体を大切にして欲しい。堤選手は本当のゾンビみたいになる前にディフェンス技術とか磨かないといつかはリング禍に繋がると思う。こちらも体を大切に考えて欲しい。

3、ドネアのパンチは相変わらず速いし強かったけど。逆にドネアの116-112も無いかな。ドネアが8ラウンド取り堤は4ラウンドしか取れていない事はないでしょ。高齢のドネアは流石に後半バテてたし手数も少なかったし。堤がロープやコーナーへ詰める場面も多かったよね。前に出て打ち続けた堤のスピリッツが勝ちにつながったと思うよ。

4、良い試合だったし、本当にジャッジ泣かせの試合だったと思う。ただ確かに117-111はないと思った。逆に112-116ドネアというのもないと思った。常に熱い試合を魅せてくれる堤、応援しているが、さすがに体も心配になる。