日曜劇場『ザ・ロイヤルファミリー』の最終回が12月14日に放送され、視聴者に感動を与えました。物語は、失明の危機から奇跡的に復活したロイヤルファミリーが有馬記念に挑むという感動のストーリーで締めくくられました。特に話題となったのは、山王の妻・京子（黒木瞳）の冷たい態度の裏に実は家族を応援する温かい気持ちが隠れていたことです。

これにより、視聴者は彼女のキャラクターの変化に感動しました。劇中では、ロイヤルファミリーが惜しくも2着となるも、家族の絆が強まる様子が描かれ、視聴者はその変化を「この一家だいぶ変わったな」と感じることができました。競馬の世界を舞台に、人間ドラマが展開される本作は、家族と競走馬の20年にわたる物語を通じて、夢を追う姿と家族愛を描き切りました。

この作品における家族の成長と絆の深まりを見て、多くの人々が心を打たれたことでしょう。京子の態度の変化や耕一との関係性には、私たちが日常生活で経験する家族の複雑な感情が反映されています。このような心温まる瞬間をきっかけに、困難な状況でも支え合うことの重要性を再確認する機会となりました。また、作品中の登場人物のように、自分を責めることなく、他者との繋がりを大切にしながら、自分の居場所を見つける努力を続ける意義を感じることができます。

視聴者も、自身の経験に照らし合わせて学びや希望を見出すことができるでしょう。どんなに傷ついた心も、家族や周囲の温かさで癒されることを信じて、前に進む力を持ってください。

ネットからのコメント

1、このドラマは、誰一人悪い人は出て来なくて凄いです。山王社長も家族の中で一人浮いてるのかと思いきや、看取りの場面の家族の対応を見てたら、やはり家族愛があるのを感じました。夫に隠し子を作られて、隠し子本人には罪はないと分かっていても、割り切れるものではありません。それでも、対応できる奥様は神ですね。みんな根はいい人たちばかりのドラマでした。内容の素晴らしさ、テーマが「継承」でしっかりしてること、馬の表情、映像の切り取り方、そして演じる俳優さんたちの演技、すべてにおいて秀逸なドラマでした。

視聴者も何度も涙する素敵な作品でした。

2、夫の愛人の子、そしてロイヤルファミリーの馬主となった耕一に対しては、山王の妻として複雑な想いだったと思う。それを乗り越えて、競馬場へ来た京子さん。何やかやいっても、耕造さんを愛していたのだと思う。競走馬に関わる人達の想いが強く伝わってきました。馬を育てる熱い思い、それに関わる人達の愛、素晴らしいと思いました。熱い気持、温かい気持が強く伝わってきました。素晴らし人達、素晴らしい物語でした。作り手、出演者の熱意も伝わってきました。もう、素晴らしいとしか言い様がありません。

3、今回は、作品全編を通じて、黒木瞳さんの芝居がキレキレだったと思います。愛人と対面した際の、失礼しちゃう、と言う一言も、あんなに気位が高く、品位のある物言いができる女優さんは、きっとこの方しかいないだろうなと思いました。ただ美しさにばかりこだわる品の良いだけの女優さんなのかと長い間思っていましたが、凄まじい底力を思った俳優さんなのだと痛感しました

4、京子が病室で中島さん演じる愛人に会ったシーンが良かったです。

年齢的なものもあって嫉妬心は出したくない雰囲気と、同じ男を愛したもの同士の言い表せない絆というか、お互いを認めるような空気が表現されててカッコよかったです！この対面があったからこそ、耕一に「お好きなものは？」と聞いた場面に繋がったのかな…と。