広島の名門校、広陵高校の野球部で暴力事件が発生したことを受けて、SNS上での騒動が広がっています。開星高校の野々村監督がこの事件に関し「陰からものを言うのはひきょうだ」と発言し、意見が賛否両論を呼んでいます。これに対し、芸人の三浦マイルド氏がSNSで発言し、暴力事件の矮小化ではなく、過度な匿名中傷を批判していると述べ、また当事者たちのさらなる追求を疑問視しました。
事件の背景には情報の錯綜や個人への過剰な批判があり、実際の被害者は転校を余儀なくされたとのことです。被害者側の心情にも思いを馳せつつ、騒動の過熱ぶりを懸念しています。
この状況に対し、暴力問題についての正当な怒りとともに、過激な批判が一部生徒にまで及ばないよう、より慎重な対応が求められます。重要なのは、暴力行為についての真実を明らかにする中で、公正な処分を行うことです。学校側は、匿名での中傷よりも、当事者間での信頼関係の再構築を優先すべきです。また、今後同様の問題が起きないよう、教育環境の改善に努めるべきです。そして、関係者はこれを機に、暴力に対する明確なスタンスを示すべきです。
ネットからのコメント
1、バランスの取れた、極めて常識的な意見だと思います。誰も広陵高校野球部を支持していないのに、SNSの動きを牽制しただけで広陵の味方と看做す、その異常さがSNSにはあります。
統一教会のときも同じでした。信教の自由とバランスを論じただけで統一教会の回し者と言われる。SNSは極端を好みます。しかし物事にはグラデーションがあります。SNSには大きなメリットがある反面、その異常な攻撃性、0か100かを求める非合理性、あり得ない同調圧力などがあって、それらの問題点について、ユーザーである私たちは自ら認識しておくべきです。
2、野々村監督の発言に関してはおっしゃる通りだ思うし、誹謗中傷はダメ。ただ、広陵高校に関しては野球部のみならず他の部の暴行の話も出てきてるし、野球部に至ってはずっとそういう事が昔から日常的にあったような話もOBから出始めてるんだからもはや学校全体の問題だと思う。
3、加害者少年がやった事のうち、万一事実じゃない事が混じっているという可能性は否定できないけど、罰が重すぎるって今の段階で断定しちゃうのね。そこは断言しちゃうんだね。でも被害者は被害者なのに加害者と同席させられ続けて加害者がイジメる場を監督に担保され続けて、退学→転校を余儀なくされるっていう社会的制裁を受けてるんだよね。
被害者がいわれなき罰を受けてる方が問題だと思うなぁ
4、誹謗中傷は当然ながらあってはならないことというのは大前提で、被害者に学校および野球部が真摯に向き合い寄り添う事も大前提でしょうね。どうしてもこの国は被害者側が泣き寝入りする等々救われないことが多すぎる気がします。いじめ問題は本当に根深いのだけれど周囲の大人がどの様な対策や行動をとるかが大事でしょう。現状では校長の会見は今一どうかなと感じたし炎上してしまったのだからもっと上手く消火にあたる方法があったのではどう考えてしまう。SNSなどはあくまでも匿名ですから余計に難しいのだけど「名を名乗れ」と声高に叫ぶほど燃料を投下しないか少々危惧します。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/84dbc808b0f0785b451df7f6d71157001f4f90a1,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]