広島の広陵高校は8月10日、第107回全国高校野球選手権大会への出場を辞退。背景には、野球部員による暴力事案があり、3月に日本高野連が厳重注意していたことや、別件で元部員が被害を訴えている事実も判明。5日と6日に相次ぎ学校・高野連が発表し、保護者要望を受け第三者委員会が調査中。読売テレビ高岡達之氏は番組で、加害者側が一部事実を認めているのに警察介入を避けた学校対応に強い疑問を呈した。
教育現場での暴力事案を「内部処理」で済ませる構造は、長年の悪習が温存される温床だ。今回、加害者が事実を認めているにもかかわらず警察を排除したことは、被害者の保護より学校の体面を優先した典型例だ。問題の根は、学校・高野連・地域社会が「教育現場だから特別」と甘く見てきた姿勢にある。解決には、①暴力・ハラスメント事案発生時の警察通報を義務化、②第三者委員会を常設し教育委員会から独立させる、③高野連による透明な事案公表と再発防止策の義務付けが不可欠だ。教育現場が自らの保身を優先すれば、真実は闇に沈み、被害者は二度傷つく。守るべきは「名誉」ではなく「人の尊厳」である。
ネットからのコメント
1、厳重注意処分?なんて言っても、高野連は報告内容を公表してないわけだから、学校側と共謀して実質的に「もみ消した」ということになってしまうでしょ強豪校だからとか、高野連役員に高校関係者が就任していたとか ということで特別扱いがあったのでは?という疑問も持たれるわね高野連側にも大きな責任があると思うわ
2、いじめは昔は子供同士がやったことだからという名目で閉鎖空間でなかったことにされ続けてきたいじめは犯罪なんだという意識を子供にも持ってもらうために警察介入を初手から行うというのは時代的にも適当かもしれない学校の看板に傷がつこうが未成年の加害者の人生が狂おうが警察事案にする、と文科省が定めてもいいと思う
3、「事実が確認できない時点からスタートすれば後からSNSの問題が起きたけれどもいずれ『本当じゃないじゃないか』ってことになると思うんですね。だから躊躇無くこれは暴行があったと。1人でも2人でも加害者側が認めてるんであればどうして警察に入ってもらわないのかがまず私の最大の疑問です」 高岡さんの指摘は鋭いんだが警察沙汰になると都合の悪い方々が大勢いるんじょうこれで事実になったのは広陵高校はこれから冷たい目で見られるという事
4、まあ、その通りですね。イジメなどと事案を矮小化している内は、このようなことは無くならない。高校生だろうと小学生だろうと、やった内容に従って必要に応じて警察は介入させるべき。
もう加害者生徒は少年院行きにしても良い事案だし、隠蔽しようと被害者に負担を負わせた学校側監督陣も同罪かそれ以上だわ。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ad1cd7e455b72b7954776a26c8e29baf66de8b05,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]