5日、台湾の検察がTSMCの営業秘密を不正に取得した疑いで元・現職社員3人を逮捕したことが報じられた。TSMCは社内のモニタリングで不審な行動を検知し、当局に通報。その後の調査で、日本の装置メーカー「東京エレクトロン」(TEL)との関連が明らかになり、台湾・新竹オフィスに家宅捜索が行われた。流出した技術は、日本の半導体企業「ラピダス」に渡り、技術調整の参考資料として使用された可能性がある。
TSMCは、世界初の2ナノプロセスチップを年内に量産予定であり、この流出事件がその開発に影響を与えたと見られている。この事件は、台湾の国家安全法に基づき、初の「国家核心技術への無断アクセス」事例となった。台湾と日本の半導体業界の関係にも変化が見られる中、技術流出問題が深刻化している。
日本の企業が関与したとされるこの事件は、単なる企業間の問題にとどまらず、国家間の信頼関係にも影響を及ぼす重大な問題である。台湾の高い技術力が不正に流出する事態は、明らかに許容できるものではない。特に、流出先が日本企業であり、ラピダスという新興企業が日本政府の支援を受けている点が問題の深刻さを物語っている。
まず、情報管理体制の強化が急務である。企業におけるセキュリティ強化と共に、政府が監視機関として積極的に介入し、厳格な規制を敷くべきだ。
さらに、国際的な協力体制を整備し、技術流出防止策をグローバル規模で実施することが求められる。そして、犯行者に対する厳罰を科すことで、再発防止を徹底すべきだ。技術は国家の命運を握っている。私たちは、この問題を軽視するべきではない。
ネットからのコメント
1、台湾検察の行動は当然である。日本も中国、韓国に無断で渡った技術かなりあると思う。だからスパイ防止法が必要だ。親中の自公政権では駄目なんだよ
2、中国、韓国の企業は昔日本の技術者に『〇〇〇〇万円の年俸、住むとこ確約』とかで技術者を山ほど連れて行った。日本には『スパイ法』や『個人を罰することは滅多にない』からなんだよね。失われた30年とか言われるけど、各企業は安く外人を使えるからと海外に工場をバンバン建てて、技術を盗まれ、今では逆転で会社や国土を買われてしまう始末。大企業や日本国が『日本を弱らせた』んだよね。すぐにでもスパイ法を作ったりしないと、本当に日本終わるぞ。
3、>6日、台湾経済日報は、「逮捕されたTSMC元社員はTELに転職して勤務しており、流出した機密は日本のラピダス(Rapidus)に渡り、開発中の装置調整の参考資料として活用された」と報じた。
ラピダスは日本の国家プロジェクトですから経緯によっては日本という国家による台湾への裏切り行為ですね。大問題です。
4、しっかりと全容解明して欲しい。個人的には技術のない日本が突然試作したという話に驚いていた。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/62bc064e041bb4bc379952127470ef7bb22986c3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]