8月6日午前、広島市の原爆ドーム周辺で行われた平和記念式典の際、反戦・反核を掲げる約500人の市民団体がデモを行い、警察と衝突しました。市は午前5時から会場への入場を規制しており、警告に従わなかった30人以上が威力業務妨害の疑いで会場の外へ強制排除されました。また、中核派の男性2人が警備員への暴行により現行犯逮捕され、平和記念式典での逮捕者は2年ぶりとなりました。
「平和」の象徴である広島で、平和を訴える市民が力で排除される――この構図はあまりに皮肉で、深い違和感を覚えます。暴力は断じて許されませんが、公共の場での意見表明まで警察権力によって一括して排除されることが常態化するなら、それは民主主義の根幹を揺るがします。
本質的な問題は、「厳戒態勢」が優先されるあまり、市民の言論の自由が実質的に封じられている点にあります。式典の尊厳と社会的発言の場は、両立できるはずです。
解決策としては、
①デモと式典を両立できるゾーニングと時間調整、
②非暴力的な市民行動に対する警察の対応マニュアルの見直し、
③市民と行政の事前協議と透明なルール設定、が急務です。
式典の静寂が守られた裏で、市民の叫びが封じられているなら、それは「平和」ではなく「沈黙」です。
ネットからのコメント
1、※※式典は厳戒態勢の中で行われましたが、反戦・反核を掲げる市民団体が集会を行い、彼らの思考回路が全く理解できない。式典の開催に反対なのだろうか?式典が戦争や核兵器を肯定するモノなのだろうか?反戦・反核を標榜するのは良いけども、それはそれで他の場所で他の日にすれば良いだけの話。
式典を妨害することが、反戦・反核に結び付くのか?
2、これ、いろんなニュースソースに画像がありますけど、何でか知らないけど自分らの団体の旗を掲げてるので、どこからどういうのが来てるか簡単にわかるんですよね。左側が多い、で合ってるかな。右側はほぼ見かけないような?よくもまあ全国からアレやらソレやら集まるもんだと・・・集まって騒いじゃいかん事になってるのに、毎年恒例行事。どういうわけか、ここへ来た団体と団体で小競り合いは起きないみたいです。
3、プロ市民団体はたちの悪い賑やかしですね。日本から他国に戦争仕掛ける事は無いし、核兵器も保有して無いのだから、このデモは全く意味が無い。戦争反対のデモをやりたいのなら、中国、ロシア、北朝鮮、アメリカに行ってデモやって下さい。
4、本当に、リベラルの人たちは他人の邪魔をすることしか出来ないのでしょうか。広島の記念式典の時間帯だけは鎮魂の時間とし、午後から大規模なデモ行進をすればお互い邪魔になりません。8月15日の靖国神社も、左翼が集まるから右翼の街宣車も来るのです。8月15日に別の公園を借りて大規模な集会を開けば邪魔にはならない。
(右翼は靖国神社に鎮魂に訪れるので被りにくいでしょう)おまけに言うと、この間の参院選でも一生懸命参政党の演説の邪魔をしていましたが、そんな暇があったら赤旗を持参して立憲民主党や社民党、共産党の候補者の応援に出向いたほうが、候補者も喜ぶし、聴衆も集まり、もう1議席ぐらいは上積みできたのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/6949176d7cd6c48edd158422a0032d3e8513da03,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]