北海道北見市が深刻な財政危機に直面しており、市民生活に支障をきたしています。合併によって人口が減少し、インフラ維持費が重荷となっています。今年7月の気温39℃を記録し、水不足も深刻化し、公園の噴水が停止。去年から毎年30億円の財政赤字が予測されており、市は財源確保のため命名権販売に取り組むなど対策を迫られています。公園や公道の命名権販売、公共施設の見直しや廃止などが検討されていますが、市民の負担は増加し、生活の質が低下している現状です。
北見市の財政危機は、合併による住民数減少やインフラ維持費の増加に端を発しています。現状の市政運営は、施設の新設や豪華な市庁舎の建設による不必要な支出が続き、財政の持続可能性を損なっています。問題の本質は、公共事業における長期的視野の欠如と、人口動態への対応の不備です。財政難を解決するには、プロジェクトの優先順位を見直し、不必要なインフラ建設の抑制、公園や道路の維持に関する外部企業の参入促進、地域振興に向けた人口増加策を展開することで、住民の生活品質向上と財政の健全化を図る必要があります。財政難という現状は、北見市が限りある資源を持続可能な方向に活かす術を見出すか、それとも安易な財源確保策に終始するかの岐路に立っていることを如実に示しています。
ネットからのコメント
1、北海道でも特に道東や道北は国道など主要道路を別にすれば、車の通行量が少ないわりに分不相応なくらいに立派な道路が結構細かく張り巡らされている。
自然条件も厳しいのだしそりゃ道路を維持するだけでも大変な費用がかかると思うわ。それと除雪費用も広い地域だけに余計にかかるからね。
2、平成の大合併もそうだが、人口減少と少子高齢化も見誤り、更に物価と人件費高騰が追い討ちをかけた。そんな中まずあんな立派な市役所の新庁舎や図書館を建てる時点で身の丈に合ってないのと合併により市内に多数点在する公共施設。この使い切れない、持て余し感がある、維持しきれない立派かつ無駄な公共施設が市の財政を圧迫してしまった。ネーミングライツや不安定なふるさと納税頼りでは財政危機脱却への起爆財にはならないだろう。
3、やはり、まちづくりは住宅を集約させないと、水道管を伸ばしたり、郵便の配達、何もかもにお金がかかる。今後は家を建てる地域を今より限定させる、それ以外の地域は「水道管は伸ばせません」とか「配達は可能地域です」とかでもいいと思う。自分で郵便局に取りに行くとかね。過疎地域は災害の意味でもなくしていくべき。人手不足ってことは助けに行く人も減るってことだから。
4、遊歩道の草刈りも止めたんでしょうか?夜は歩くのが怖い状態になってます街路樹も伸びっぱなしで信号も近づかないと見えない場所も多々あります。
このままでは冬の除雪も回数が大幅に減りそうで不安です市民の安全が第一なのでは?
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/0c94b5315c3b7b6244427a6cde213f165b3be8b3,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]