日本ハムは巨人へのFA移籍を果たした松本剛の補償について、人的補償を求めず金銭補償のみとすることを決定しました。球団幹部は「ジャイアンツさんに人的補償を求めないと伝えた」と語っています。これに先立ち、2日に巨人からプロテクト選手名簿が届き、日本ハム内で慎重に検討が行われました。松本剛は今季年俸1億1000万円でBランクとされており、人的補償を求めない選択をした場合、年俸の60%にあたる6600万円が日本ハムに金銭補償として支払われます。

日本ハムの決定は、現時点のプロ野球の補償制度の欠陥を浮き彫りにしています。人的補償のシステムは、選手を他球団に奪われるリスクを負う一方で、退団する選手の価値を金銭でカバーする現実を受け入れざるを得ない状況を作っています。まず、選手移籍の際の補償範囲を広げ、球団が資産を守る仕組みを再構築することが必要です。次に、選手側の意思を尊重しつつ、公平かつ透明性の高い補償制度の導入を検討すべきです。最後に、プロ野球界全体で、補償制度の見直しを行い、球団が持続的に運営できる環境を整えることが求められます。球団のフロントがこの問題を深く認識し、行動に移すことがプロ野球界の改善につながるでしょう。
ネットからのコメント
1、もう日ハムは金銭的に困っている球団ではないやはり噂されているとおり裏取引があったんだろうな自分は昨年にトレードが成立すると思っていた高額年俸で故障じゃないのに出場機会があまりなかったからね帝京魂でもうひと花咲かせてもらいたい
2、FAは選手のための権利。昔のような巨人一強でもなんでもないのだから、人的補償はなくてもいいと思う。松本選手についてはもし両球団が合意してFA移籍したのであればそれで良い。日ハムも巨人もアッパレじゃないか。毎回、強奪された人的補償で取り返せとか、人的補償出す価値はこの選手にはない、とかFAが悪いかのような風潮には辟易してるよ。
3、この二球団のこれまでの歴史を勘案すると、ある程度予想どおりだった。これまでのニュースの反応として、殆どのジャイアンツファンが戦々恐々としている書き込みが見られたけど、この二球団の編成部はある程度親和性があって、ここ数年の話じゃないくらい付き合い長いんだよ。
4、別にFA権を行使するのは選手の権利だし、そもそもマツゴーの場合はあのままハムにいても出場機会に恵まれる確率は非常に低い。ならFA権を行使した上で年俸が据え置きもしくは上がる環境から手が上がればそこへ行くのは当然。ここから先どうなるかは本人次第なわけだし、セリーグでもう一花咲かせてくれることを祈ります。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9e0c75baa0affe77ba5a338d986e956285d88dcd,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]