今回の赤坂のサウナ火災事故は、特に多くの疑問を残したまま、多くの人々に衝撃を与えました。事件は12月15日正午過ぎ、東京都港区赤坂6丁目のビルで発生しました。高級サウナ店「SAUNATIGER」の3階で火災が発生し、個室サウナ内の座席や壁が焼けました。30代の夫婦がサウナ室の出口付近で倒れており、搬送先の病院でその死亡が確認されました。

専門家は、火災の原因、煙が充満した背景、ドアノブが外れていた事実に疑問を抱いています。特に、サウナには非常用ボタンがあったものの、それが作動しなかった可能性が指摘されており、ドアノブの構造上、内部からの脱出が困難であったとの見方も強まっています。

この事件は、施設の安全対策についての深刻な問いを投げかけています。まず、SAUNATIGERが公益社団法人日本サウナ・スパ協会に加盟していないことは問題です。安全基準から逸脱した設計が行われた可能性があり、これが事故を招いたと思われます。例えば、ドアノブを回すタイプではなく、押して開けられるタイプのドアを採用すべきでした。また、非常用ボタンの機能確認が緊急に必要です。この状況を改善するための具体策として、法令に基づくサウナ設備設置の義務化、定期的な安全点検の実施、さらにはスマートフォン持ち込みへの明確なルール設定が求められます。

今後、同様の事故が繰り返されないためには、安全性とセキュリティを重視し、設計思想を再考する必要があります。これにより、高級感だけでなく、安全で快適なサービスの提供が求められます。

ネットからのコメント

1、一部報道では、ドアノブが室内とドアの外側で外れていて、ドアが開けられない？状態だったとか。また、非常用ベルのカバーが壊れていて、ボタンを押せない状態だったとの報道がある。いろいろな不幸が重なったと思われるが、そもそも、日常のドアの開閉点検、非常ベルの点検はされていなかったのかと思うくらい不思議な事件だ。

2、ドアノブはいざという時に困るという理由で、一般的にはあまり使われていないドアノブ式のドアだったり、非常ボタンがまともに機能してないとか、料金はバカ高いくせして、安全対策が本当にお粗末すぎる。金儲けの事しか考えてなくて、客の安全という事は見事に抜け落ちてる。こういう業者はしっかりと淘汰されていかないとね。

3、昔、サウナに行って出られなくなった。木の引き戸でカビもあったが、木が膨張し、開かなくなった。

木は腐るから、内部が水分が抜けてないなら芯から折れた可能性はない？オイルが熱くなって火傷するとか。まず、非常ボタンが役立たずなのは、経営側に問題があると思いますね。

4、この建物がどんな感じなのかわからないが赤坂という場所柄、そして高級店という事もあり私も含めうちが取引してるリフォーム施工業者よりハイクラスなんだろうがどんな施工してるのか良く調べた方がいい。その業界になれた業者じゃないと難しかったりする。あとは店側がケチって慣れてる業者より安い経験少ない業者に発注したかです。一度歯科医が安いリフォーム業者に依頼したら工期が大幅に遅れ理由をきいたら患者を治療する際座る椅子まわり水道とか複雑で手間取ったと聞いた。ドアノブ位と思うが人手不足で現場によっては素人に毛が生えたような若い子だけの所もありあぶないなと思う時ある。