パーキンソン病は、脳内でドーパミンを作る細胞の減少による指定難病で、高齢化に伴い日本でも患者が増加しています。平成23年には約14万1000人だった患者数は、令和5年には約25万人に急増。症状としては、手足の動作緩慢、振戦、筋固縮などがあるほか、鬱や睡眠障害といった精神症状も現れます。早期発見と治療が重要で、薬物療法やリハビリにより生活の質を保つことが可能。
現在、血液検査による早期診断方法の開発が進められています。

パーキンソン病の増加は、高齢化社会における大きな不安要素となっています。治療の進歩により生活の質は改善されつつあるとはいえ、依然として早期発見が難しく、寝たきりになるリスクを伴います。パーキンソン病自体は加齢によるドーパミン神経細胞の劣化を背景にしており、予防策が限られているのが現状です。しかし、社会として早期診断を促進する体制や、患者が快適に生活するための支援制度を強化する必要があります。まず、地域医療の充実:早期診断が可能な体制を全国で整備。次に、啓発活動の推進:症状や治療方法について広く情報を提供。最後に、公的支援の拡充:介護施設やリハビリプログラムへのアクセスを容易にする。これにより、個人の健康的な老後を支えるだけでなく、社会全体の福祉も向上させることができるのです。
ネットからのコメント
1、私の母がパーキンソン病と診断されて4年ほど経ちます。まだ70代前半ですが、母の場合薬の効いている昼間じゃないと一人で動くことは難しく、夜は歩行器と父の介助でトイレに、動ける昼間でも買い物などは車椅子じゃないと行けなくなりつつあります。字の綺麗な人でしたが、メモなど見ると読むのが困難な文字もあります。住友ファーマの薬の開発に期待していますが、果たして母が生きているうちに誰でも使えるようになるのか。本当に心待ちにしています。
2、母がパーキンソン病で最後は肺炎で亡くなりました。悲しい病気です。今は色々な薬が出てると期待する記事は沢山見かけましたが、よくなる事もなかったです。薬のせいで幻覚、幻聴がでだしてからは、私の知ってる母はいなくなりました。寝てる時間も長くなり、声も弱々しく、食べる量も減り痩せてしまって、日々面会に行く事も辛かった。何より表情がこわばり仏頂面なのは辛い。でも近所で先にパーキンソン病発祥したおじさんは、まだゆっくりだが歩いている。本当に人それぞれ。
個人的には期待ばかりもたせる記事は、今はいい薬も出てるみたいだし!の安易な周りの言葉が一番嫌でした。
3、私は40代で発症し、数年経過していますが徐々に体が動かなくなっています。あまり記事とかでは出ませんが、精神面がかなり動作に影響すると思っています。イライラしたり不安になったりすると症状が強く出ます。また、混雑している所や狭い所を通ろうとすると歩行障害が強く出ます。この病気は体が震えたり動かなくなることも大変ですが、日々自分の思うタイミングで体が動かない(すくみ足等)圧倒的なストレス。例えば長時間椅子に座っている時に何気なく少しお尻あげたり足の位置を変えたりすると思いますが、意識的に動かさないといけません。歩いている、立っているだけで平均台というと大げさですが、フラフラするのでバランス維持を意識的にしたり、とにかく気をつけ休める時がないのでものすごい疲労感があります。将来への不安、自律神経障害によるうつ、不安にも苦しめられてます。早く治療法確立する事を願って日々家族の為に頑張ろうと思います。
4、身内にいますゆえにパーキンソン病に関する情報の網をはっていますが、患者さんが確かに増えているなって個人でも思っていました患者が増えているってことはトリガーとなるものがあるのでしょうそれが生活習慣なのか、食物なのか薬品なのかはわかりませんが早期に判明してくれることを願っています
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/f4afe898c77a284dc6f840550a9f73331d89d8fa,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]