2025年8月11日、TBS系「news23」で、広島代表・広陵高校野球部の暴力事件が報じられた。部員間での暴力制裁により被害生徒が転校する事態となり、大会途中で異例の出場辞退。東京大学の斎藤幸平准教授は、高野連が初期段階で十分な調査をせず、中途半端な処分で済ませた責任を厳しく指摘。「女子はプレー禁止に厳しい一方、暴力やいじめに弱腰」と批判し、組織解体と甲子園制度見直しを提案。
またSNSでの被害者擁護と学校批判の流れについても、まず被害者の心のケアを優先すべきと訴えた。
高野連の対応は、競技規則や形式ばかりを守り、最も守るべき人間の安全と尊厳を軽視する典型例だ。暴力事件の発覚後、迅速かつ徹底的な調査を行わず、大会進行を優先した姿勢は、組織の存在意義を根底から揺るがす。背景には、旧態依然の体育会文化と、閉鎖的な意思決定構造がある。改善には①第三者委員会による常設調査機関の設置、②暴力・いじめ案件の即時公表義務化、③選手・保護者・外部関係者が直接通報できる独立窓口の整備が必要だ。勝敗や伝統の美名に隠れて人権が踏みにじられるなら、その「伝統」は害悪に変わる。高校野球を本当に守るのは沈黙ではなく、徹底した透明性と責任だ。
ネットからのコメント
1、傷害事件は学校や高野連なんかに任せずに警察が捜査すればいいんだよ。
警察が捜査して実際に犯罪なら判決次第では少年院。学校関係者の大人が関わっているなら同じく刑事事件として裁けばいい。それに従うのが国民の義務であり。法治国家のあり方と決まっている。有罪なら退学や解雇が妥当だろうけど、そこからがやっと学校の判断になるんだと思う。
2、高野連が調べるのではなくあがってきた報告書をもとに不祥事対応するんです。虚偽の報告書があがってきたら高野連は何もできない。問題は広陵側に現時点ではあったといえる。ただ、内々で広島県高野連に事実を伝えていて隠していたのだとしたら高野連の責任は逃れられませんが、、
3、高野連からの処分期間等については、不祥事を申告した日からになるはず。ならば、悪い出来事については一刻も早く上申すべきだと考えてもおかしくない。高野連には、後から不都合な内容が出てきても、対処するシステムが構築されてないような気がする。学校側の対応として、高野連に早く報告を上げた所まではよかったが、より深く深層を解決しようと時間をかけたかどうかが問題なのではないか。
4、大会が巨大化し過ぎてしまったこれは親などおとなの欲がおおきく影響してる小さな組織の高野連には扱うものがおおきくなり過ぎてもはや手に負えなくなってる心配なのは私立高校を所管してのは都道府県だと知事部局の学事担当課教委にもなにかと問題はあるけど常にみてるわけではないけど、教育や学校現場に精通した担当はいない主任、主査クラスの若い職員が1人か2人で担当してます教委には教員を実際にやってる方々が指導主事というかたちで在職してるけど部局にはいません
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/38aee5dd882e036919761d97ab41be584bda8fbf,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]