高市早苗衆院議員は、日米間の相互関税合意に関して懸念を示す長文を26日から28日にかけてSNSで連続投稿しました。高市氏は、メディアや与党内で合意が「大成功」とされる中、経済安全保障や日本経済の将来に対する不安を訴えました。主な懸念点は、自動車関税が15%に引き上げられたことや「相互関税」導入、米国への投資強化がもたらす経済負担、そして合意内容が明示されていない点です。
これらの指摘は約5500件のコメントを集め、賛否両論を呼びました。
高市氏の投稿は、合意内容の不透明さとその影響への不安を強く表現しており、今後の経済状況に関して慎重な見解を示すものです。
ネットからのコメント
1、25%で放置しておいた方が良かったのではと思うぐらい日本の負担が増えただけにしか見えない。農作物の市場開放。投資に関しては、もし次の大統領が民主党に変わっても保守に批判されないように継続されることになり、飛行機、防衛装備品の購入金額も継続される。なのに関税が撤廃されることもなく、更にトランプの判断で関税を25%に戻されるリスクを抱え、この結果を観て交渉したというより、石破が続投するため、自らの身の保身のためにただ締結という結果を求めるために日本を売ったとしか思えない。トヨタや大企業は何とか利益を確保できるのかもしれないが、中小企業は15%でも負担は大きい。
2、石破首相、赤沢担当大臣からは合意内容のおいしいところばかりを小出しに伝えられている感があり、詳細を報じなければ懸念や不安があるのは当然で、国民どころか与党議員でさえ情報が十分に共有されていないことには危機感を感じます。「今これじゃない」という意見は、高市氏のすることに全て批判をしたいのかもしれませんが、現在、日本経済の将来を見据えてトランプ関税はとても重要なことであり、そのことについての現況や懸念を発信してくれるのは歓迎です。本来は石破首相がすべきことを、小出しにして全容が見えないから代わりにしていると思います。
3、今、喫緊の問題は日米関税交渉の合意が日米で全く違っている事です。高市議員には、合意内容を追及して日本の国益が毀損していないか糾弾する事をお願いします。80兆円のトランプ大統領への献金は、絶対に問題が起きるでしょう!?早期に修正して合意文書を交わさなければ大変な事になるでしょう!!
4、高市氏もお気楽過ぎるわ。どれだけ困難な交渉だったか、それをまず与党政治家として共有すべきなのではないか。
その上で、石破氏なり赤沢氏なりに質してゆくことだ。そして、与党政治家としての責任感を持つなら、それをいちいちSNSに投稿するのではなく、与党政治家として対米交渉についての善後策を講じてゆく一助を買って出るのが筋だ。こういうことをやっているから、自民党内にあって内閣の足を引っ張る存在とみなされる。自民党支持者からしてみれば、こういう動きは反党的に映るのではないか。まずは、高市氏自身が、責任ある立場に相応しい見識ある政治家であるということを、自ら示さなければならない局面だろう。それを、こういうお気楽な、部外者の、評論めいた投稿をやっているようでは、実務家としての信頼は得られないだろう。猛省を促したい。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8a015c751d11c23497aee8586ef2459ba3307a52,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]