参議院予算委員会が8月5日に開かれ、参政党の神谷宗幣代表が初めて質問に立ちました。神谷氏は「反グローバリズム」を掲げ、日本の内需拡大と中間層復活を目指す立場を強調しました。質疑では、日米の関税交渉に触れ、アルゼンチンのミレイ大統領がアメリカとの関係を強化し、優位に進めている点を指摘。石破茂首相に対して、アメリカとの不平等な関税合意について「関税ゼロ」を目指す交渉を提案しました。
しかし、神谷氏の発言が「反グローバリズム」と矛盾しているとの批判がSNSで相次ぎました。関税ゼロが実現すれば、逆にグローバリズムを推進するとの指摘が強まりました。
神谷氏の発言は、掲げてきた「反グローバリズム」の立場と矛盾していると受け取られるかもしれません。関税ゼロを推進することは、自由貿易の促進に繋がり、外国からの輸入が増える結果を生みます。この点で、資本家が有利になる「グローバリズム」の推進を助長する可能性があります。神谷氏が「反グローバリズム」を唱えながら、関税ゼロを目指す姿勢は一貫性を欠いているという批判が根強く、政策の整合性に疑問が投げかけられています。政治家として、国民の信頼を得るためには言動の一致が求められるのではないでしょうか。
ネットからのコメント
1、「今回の取り決めを守る必要はないと思うんです」一応守らないとまた関税を引き上げると言われかねないですよ。
ちゃんと約束を履行することによって信用を勝ち取ってきた日本ですから。神谷さん大丈夫かなと思ってましたが、最初からこれでは考えが浅いと言われても仕方ないですね。
2、参政党の問題は、これにつきます。神谷氏はスローガンに掲げた言葉の意味を、理解していません。あるいは理解するということは内容に縛られることでもありますから、むしろ理解のないほうが大衆の支持を得られると考え、かつ実行している。右も左もないんですよ。目的は自分たちが支持を集めることにあり、中身はまったく問わない。なにせ目標に掲げる新憲法すら「不完全」であり今後変更があることを自ら認めています。はたして神谷氏の真意は何なのでしょう?主張は尖っていますが、地方から固めていったその政治手法は極めて真っ当です。ネット対応も極めて早かった。スピリチュアルや反ワクなどの「不安」を取り込んでいますが、それもどこまで本心なのかはわからない。えたいがしれません。
3、興味深く拝聴しましたが、矛盾は他にもあるように思いました。又、総理のどんな答えを期待して質問しているのか、意味不明な質問ばかりだったような気がします。
難しい言葉は沢山使っていましたが。
4、私の見立てでは神谷氏は政治信条などなく、ただ有権者に支持される政策を分かりやすくアピールしてるだけで、世間の風潮が変われば、機敏に察知し、あっさりと主張を変えてきます。神谷氏からすれば個人や政党の信条よりも有権者の求めるものの方が大切で、ある意味で政治として正しく、ただし、有権者の良識が問われます。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/92fdff4fce148936f007bd0c04a4902413d9ab28,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]