8月20日、新潟県のJR白新線・豊栄駅で、乗車しようとした12人の乗客が列車に乗れないまま発車してしまうトラブルが発生しました。この事故は午前10時4分ごろ、午前9時44分新潟駅発の村上駅行き2両編成ワンマン列車で起こりました。運転士は、停車ルールの30秒を守り、ミラーを確認して乗客がいないと判断して発車しましたが、実際には12人が乗れず、後に駅係員に申告されトラブルが発覚。
JRは8人に払い戻しを行い、4人は対応できませんでした。運転士は、遅れを取り戻そうとしたわけではなく、乗車する客だと思わなかったと説明。今後、JRは放送案内や目視での乗車確認を徹底する方針です。
こうした事態が発生したことは非常に残念であり、また現場にいた乗客の方々には大変な不快を与えたことでしょう。特に、日常的に利用する交通機関において、このようなトラブルが発生することは、安全性への信頼を損なう深刻な問題です。ルールに則っているとはいえ、実際には人為的なミスがトラブルを引き起こしている点を無視することはできません。
運輸業界は、利用者の安全と利益を第一に考える必要があります。そのためには、以下のような解決策が求められます。まず、列車が出発する前に、乗客の数を確実に確認できるシステムを導入すること。
次に、乗客と直接コミュニケーションを取るため、車内アナウンスや駅ホームでのスタッフによる案内の強化。また、AI技術やセンサーを活用し、乗り降り状況をリアルタイムに把握するテクノロジーの導入も有効です。
このような具体的な対策を講じることで、運輸業界全体が安全性とサービスの向上を目指し、信頼を取り戻すことが求められます。鉄道会社のみならず、これらの問題を改善し続けることが社会全体の利益につながるでしょう。
ネットからのコメント
1、30秒も扉が置いてて乗れないってどういうことだ?それに運転手は乗らない人だと思ったということは、この人たちを目視して存在は認識していたわけだ。15人は乗車して、運転手は乗れなかったという12人の存在も認識していて、こう考えると乗れなかった人にも問題がありそうだけども。
2、ローカル線の乗客のマナーは、前世紀に比べると向上した。発車時刻に遅れる、降車客よりも先に乗車する、ドア付近に固まって動かない(昨今は都内も同じだが…)などなど。それでも、大都市部に比べるとどこかノンビリしていて、列車は乗ろうとする客を待ってくれるものという意識が残っているように思われる。
この記事の12人も、そんな潜在意識のもと半端な姿勢と半端な位置で列車に乗る構えでいたのではないか。運転手は後方確認もし規則どおり30秒停止しているのだ。ホームの然るべき位置で待機していれば見落とすことはあるまい。そのうえ、15人は乗車しているのだ。こんなことを十分に踏まえ、JR東日本はおいそれとこの12人に謝罪してはいけない。公共交通機関はダイヤを公表し、それを遵守する人のための発車ルールも定めているのだから。
3、「乗車する客だと思わなかった」と運転士が思ったのには、記事から推測するにそう判断する理由がそこにあったように印象を受けました。この記事だけだと全面的に運転のミスといった印象になりますが、きちんとした聞き取りが社内で行われていることを願います
4、記事の内容だけで言えば、他に乗降してる客がいるのに乗れないって客側に問題ありそうだけどね。運転士が乗るとは思わなかったって判断してるなら、電車が到着したのにドアに近付いてこなかったのでしょう。お話に夢中だったとか、トイレや切符購入してる人を待ってたとか。
発車時刻になってるなら電車が出発しても文句言えないのでは。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/8ccdd2249380473ce812b7e3eab0dac11122f679,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]