事件概要：2025年8月9日から日本マクドナルドで販売されたハッピーセットに、人気のポケモンカードが2枚付属する特典がありました。この特典により、同セットは予想以上の人気を集め、販売予定の8月11日までに全店舗で配布が終了しました。購入者の中には、カード目当てでセットを購入し、カードだけを抜き取った後、食品を放置する事例も発生しました。

SNSではフードロスや転売問題に対する批判が高まり、メルカリやその他のサイトでカードが転売される事態が起きています。マクドナルドは転売の注意喚起を行い、無駄な廃棄を避けるよう呼びかけています。

コメント：この事態は、消費者の利益を最大化するための取り組みが失敗に終わった一例です。ポケモンカードという希少価値のあるアイテムに対する過度な需要は、結果的にフードロスや転売行為を招く事態を引き起こしました。こうした状況の本質は、単なる商品供給の問題ではなく、需要と供給のバランスを取るための制度的な欠陥にあります。

解決策として、まず1人当たりの購入数制限をより厳しく設定することが求められます。次に、転売行為に対して法的措置を強化し、違反者には厳格な罰則を科すべきです。そして、カードだけ抜き取って食品を無駄にする行為を防ぐため、事前に食品とカードの受け取り条件を明確に示し、消費者の責任を促すべきです。

今回の問題は、公共のモラルが試されていることを強く感じさせます。消費者一人ひとりが責任を持って行動し、無駄をなくすために協力し合うことが今、求められているのです。

ネットからのコメント

1、ハッピーセット、誰がハッピーなのか？この廃棄された食べ物も、多くの子供が手に取れないグッズも、スタッフの多忙も、長蛇する客も、ハッピーセットを続ける意味が有るのか売上を考えれぱ、マック的には継続する意味はあるけど、マックの今後の企業イメージからすると、そろそろ中止も考えるべきかと

2、ハッピーセットは１２歳以下のお子様限定店頭販売のみ、加えてひとり１セットのみというルールにしたほうがいいと思います。少々不便もあるでしょうが、転売行為を防ぐためには仕方がないと思います。それから、食べ物を粗末にするのは感心しませんね。私が子どもの頃にも、ビックリマンチョコのシール集めが流行っていましたが（私は全く興味ありませんでしたが）、同様にチョコだけ捨てられるという事が起きていたのを記憶しています。

3、あまりにもひどい…ただ単純にゲーム機やカードが転売されるより、食べ物をこういう扱いすることが本当に罪だ。

マクドナルドはこの惨状をみて食品を提供する企業として深く受け止めるべき。クルーの方々が一生懸命働いた結果がこうなるのもつらい。

4、マクドナルドもポケモンもわかっててやってるでしょう。マクドナルドは何回もこの手の問題を起こしていて対策しようと思えばいくらでもできるけど、結局宣伝になって売上も上がる。シュプリームやナイキのようにわかっていながら、のらりくらりやってるとしか思えない。本当の意味で問題視されて売上が下がるようならやめてる。