広陵高校(広島)は、第107回全国高校野球選手権大会で暴力事案を起こし、途中で辞退する事態に至った。3月には寮内での暴力が発覚し、甲子園出場が決定した後も問題は続いた。初戦を突破後、別の暴力事案がSNSで拡散され、学校関係者への脅威も現れるなど、収拾がつかない状況となった。最終的に世論と生徒の安全を考慮し、広陵は大会途中で棄権を決定した。
この件は韓国メディアにも報じられ、暴力問題が甲子園を汚したとして、日本高校球界の反省を求める声が高まっている。
広陵高校の暴力問題は、スポーツと教育の現場で深刻な影響を与えるものであり、無視できる問題ではない。選手たちが暴力行為に関与し、その後も大会出場を強行したことは、明らかに不適切であり、スポーツマンシップや公正を著しく損なう行為だ。特に、SNSで拡散された暴力事案は、その深刻さを浮き彫りにした。学校側の対応の遅れ、そして最終的に辞退する決定は、事態を悪化させただけだ。
根本的な問題は、学校の暴力に対する軽視と、選手の行動に対する甘い処分にある。教育現場における暴力防止の対策は徹底されるべきであり、再発防止のためには以下の対策が必要だ。まず、暴力行為が発覚した場合の迅速な対応、次に学校や教育機関での倫理教育の強化、そして暴力行為に関与した者の処罰を明確にし、社会的責任を果たさせることだ。
スポーツの場が暴力で汚されてはならず、スポーツマンシップと教育の精神が尊重されるべきだ。
ネットからのコメント
1、無名校でも、甲子園に一度でも出場すれば全国レベルで名前が知れ渡る。常連校にでもなれば生徒は集まり偏差値も上がり、大学推薦枠も多くなる。甲子園出場校は殆どが私立であるため、甲子園出場は経営に直結する。監督が暴力的指導でも実績があれば、もみ消してしまう。片棒を担いだ高野連は、高校野球のユニフォーム、ストッキングからグラブ、バットまで事細かく決めている。選手の自由度はなく高野連ルールで選手を管理しているはずなのに、選手の不祥事に関しては、学校側にその責任を押し付け、高野連には及ばないように処理する。今回の暴力事件や監督の暴力疑惑問題が、ここまで大きくなったのは、元凶は高野連にあるのではないのか。何年経ってもイジメがなくならない教育委員会と似た体質だ。
2、言い争い程度なら、学校が関与してお互いを注意する案件かも知れないが、暴行となれば話しが全く違ってきます。そもそも犯罪行為を学校の独断で処理しようとした所が大きな間違いだと思います。
複数人が絡んでいたのなら、被害者を守る観点から警察に通報して任せればよかったのでは。学校が出来ることは、いじめの防止の法律のガイドラインに照らし合わせて重大事案として所轄する県への報告と第三者委員会の設置することだと思います。大人が判断を誤ると大変な事態になるのではないでしょうか。高野連は野球に関しての処分を行うだけで、学校生活の処分は行ってないと思います。
3、まぁね、確かに日本のスポーツ界だけでこういう事件が起きてるわけではないけど、”外野は黙っとれ!”的なコメントが書き込まれてるのはどうなん?素直に反省すべきところは反省せにゃ!
4、いじめにめちゃくちゃ厳しく、またSNSの議論も日本より加熱しがちな韓国だけど、「暴力加害選手の出場を強行した広陵野球部は世論の批判で結局、2回戦を棄権した。1回戦を終えた後に下した遅すぎる決断だった。広陵が棄権するなら旭川志峯を復活させてほしいという同情論も広がっている。加害者の生徒を出場させて試合に勝ち、次から棄権するのは旭川の選手にとってあまりにひどいというものだ」ここまではっきり書いてくれてるんだね。
日本のマスコミは学校側のSNSのせいだ、って論調ばかりなのに。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/9a542676d1c37980ec2ef39987dd4212263f502e,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]