事件概要:2025年8月10日、広陵高校(広島)は第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)の出場を辞退した。これは、SNS上で暴力事件に関する告発が相次いだことが背景にある。5日に日本高野連が3月に発生した暴力事件に対して厳重注意を行ったと発表、6日には学校側も暴力行為を公表した。さらに、元部員が別の暴力事案を訴えており、学校は第三者委員会を設置し調査を進めている。
広陵高校はSNSでの批判を受け、辞退する決断を下した。
コメント:広陵高校の出場辞退について、SNSの圧力に対応した形として理解される部分もありますが、根本的な問題は社会全体に広がる暴力文化にあります。学校が出場を辞退することで一時的な沈静化を図ることはできても、問題が解決されるわけではありません。暴力行為は根本的に許されるべきではなく、こうした事件が何度も繰り返される背景には、教育現場での適切な指導や監督の不足があります。今後、暴力問題への対応を強化するため、1)学校や指導者の監督体制の見直し、2)SNSでの暴力的言動に対する厳罰化、3)教育現場でのメンタルヘルス支援の充実など、包括的な対策が求められます。教育の場でこそ、暴力のない社会を作るために正しい行動が求められます。
ネットからのコメント
1、今回の問題で、来年からの甲子園出場校は徹底的な内部確認、透明性の確立が求められます。問題が発覚した学校は、おそらくより叩かれる傾向が強まります。高野連はこれまでよりも処分内容を厳格する可能性も。強豪校は縦関係のあり方について是正も必要。スカウトやセレクションもしているでしょうが、入学予定者の素行や人間性の確認もより重要になってきます。
2、SNSでの告発は真偽は不明だが、被害届が出たら、あるいは被害届が出ている件だけ、対応すれば良いという問題でもない。本来、学校の危機管理としては重大事案になる前に芽を摘んでいくことが大事、前兆は遥か前からあったはず。それを放置や黙認、有耶無耶にしてきたツケ。今回の件に関係のない生徒は、確かに被害者です。ただ、加害者側に学校がいることを忘れてはいけない。
3、甲子園のビジネス化の真骨頂。新聞社、学校、高野連、選手の就職と就学の進路など、悪い事ばかりではないが、システム化され過ぎて、本来の野球精神や育成を飛び越えて、理想や理念を失いかけている状態。選手や親も学校に文句を言いたくても、自分達の将来に関わるといけないと、説明会でも何も言えない。
そんな状況ではないかとの思う。レギュラー選手が地元0人の学校もあるようだが、何のための高校野球、スポーツであるべきか、大人がしっかり考えないといけないと思う。
4、そもそも野球部寮内で1人に対して複数人が暴力行為したっていう傷害事件に対して公式戦1ヶ月出場停止程度で終わらせた高野連が間違ってたし広陵校長が高野連副会長って要職にあるのが関係してるのか?と見られるのは必然。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/d771990449d3087fb183a98f9e73236c474fc79f,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]