金子賢さん(48)は、8月5日、関東で猛暑が続く中、区役所での対応に対してインスタグラムで不満を表明した。事前に必要書類を電話確認して来庁したにもかかわらず、書類が足りないと言われたことや、証明写真機で1000円札しか使えなかったこと、両替を求めても「近くのコンビニで」と案内された対応に怒りを見せ、「マジムカつきました」「俺が変なの?」と憤った。
具体的な手続き内容は明かされていないが、現場の対応の不親切さに強い不快感を示している。
「必要なものは事前に確認しました」──この言葉が空しく響くのは、行政窓口の対応がいまだに“形式主義”に終始している証左だ。必要書類を確認して訪問した市民に対し「不足です」と突き返し、写真機が千円札しか使えない状況にも両替対応すらしない。これが2025年の公共サービスの実態だとすれば、私たちは何を信じて準備すればいいのか。
根本の問題は、窓口業務の現場力の欠如と、顧客視点の決定的な不足である。想定外の対応が一切できないマニュアル依存体質。問い合わせ対応と現場の情報共有の断絶。そして設備すら利用者目線で設計されていない自治体インフラ。
今こそ求められるのは、
問い合わせ内容と来庁者情報の事前デジタル連携。汎用設備(写真機や自販機など)のキャッシュレス対応と両替機設置。公共とは「形式」ではなく「人」だ。冷たい定型文ではなく、心ある一言が求められている。市民を疲弊させる仕組みは、“制度のための制度”に過ぎない。今こそ、「当たり前」を疑うときだ。
ネットからのコメント
1、自分の利益になることなので申請は基本的には自己責任です。必要なものは案内書に書いてあるしネットでも確認できます。写真は自分で用意する以外ないとのでは。証明写真のコーナーは市民サービス一環だと思います。お金の管理ができないのでコンビニを案内されたのでは。役所はサービス業と誤解してる人が多い。予算や人員がついて懇切丁寧にできればよいと思います。
2、両替機までは求めすぎだと思います。そもそも、証明写真の機械は区役所から許可を受けた民間企業が設置したもので、区役所のものではありません。民間企業が設置するサービスのために、区役所が両替機を置くことはしません。もし、両替機を置くならば、証明写真の機械を置いた会社になりますが、普通はそんな儲からないものにお金をかけたりしません。
両替機がない件は、区役所を批判するのではなく、証明写真の機械を置いた民間企業を批判するのが筋です。
3、準備物の伝達ミスは確かに腹が立つだろうけど、区役所の証明写真に両替機までは求めすぎ。「自販機で飲み物買いたいのに万札しかない。横に両替機置いとけ」とほぼ同レベルかも。こういう時の言葉遣いで人間性がわかるし、「俺が変なの?」って問いかけは、本音は「俺は悪くないよね?」なんだろうなぁ、と。
4、こんなこと記事に載せるって「自分は器が小さい」って公表してるようなもんだよね。書類が足りないってどう確認して何の書類が足りなかったか記載しないとわからないし、そもそもほとんどの行政機関はHP等で必要書類を載せてるし政令指定都市ともなればなおさらだと思う。両替機設置が当然・・・?その設置も税金ですよ。代行手段は提案してますしね。区役所の職員はルールに従い動いてるはずなので、意見したければ意見箱に自分の意向を提案しルールの検討をしてもらう必要があると思う。後日、検討結果は本人に届くと思う。ネットでこんな苦情じみたことを有名人が発信すれば逆効果だし、炎上が目的だとしたら悲しいことだと思う。
引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/728edf746629bbe4f3270ae1749359af93acc204,記事の削除・修正依頼などのご相談は、下記のメールアドレスまでお気軽にお問い合わせください。[email protected]